街頭での占い
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昔から日本人にとってなじみ深い占いといえば、手相占いや人相占いではないでしょうか。街頭の辻にひっそりと座り、道行く人を呼び止めて人生相談にのる、といったイメージでしょうか。
こうした街頭の辻占い師たちが用いるのが、この手相占いや人相占いです。
まずその根底にあるのは、私たちの「潜在意識」というものです。
この「潜在意識」は見ることも触ることもできないものです。
しかし、現代の心理学においてはこの存在を認めており、また私たちも自分自身の意識の下部に情念のように渦巻く、こうした存在が潜んでいることが経験的に分かります。
なぜなら、私たちはこの情念に支配されることがよくあるからです。
たとえば、誰でもこういう経験をすることがあり、頭では理解できます。
しかし、腹のそこでは納得できないという経験です。
これなどは、私たちの潜在意識の存在を示すものといえるでしょう。
こうした経験は誰にでもあるものですが、潜在意識の存在やその作用を端的に知ることが出来るものだと思います。
この見ることも触ることもできない「潜在意識」は、その存在は理解できても、それがどのように心の内部で機能しているかは、断片的にしか分かりません。
つまり私たち人間は、自分の心の奥底がどのようになっているかまったく分からないのです。
日本で使われる人相占いは中国から広まってきました。
現代で使用される人相学の技術は、五代と宋の道士であった陳希夷(人相、手相の達人と言われていました)の神相全編という占法を元としたものが多く使われています。
この本が日本に輸入され日本でも江戸時代に水野南北、明治期の林文嶺という人相占いで名を残した方々が自身の研究と合わせて現代に発展してきました。
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